アニメーションオーバーライドによって中腰になってしまったアバターを直す方法(Unity5.6.3用)
※Unityのアップデートに伴い、以下の「方法1」は使用できなくなりました。Unity2017用の方法は、こちらを参照願います。
アニメーションオーバーライドを適用したアバターはなぜか以下のように中腰になってしまうことが知られています。
方法1(手軽なやつ)
これを解決するためには、
ひょんなことからオーバーライドの座り姿勢がTポーズに戻ったので箇条書きしときます。
— クロ@ガジェブロ (@QooChannel) 2018年7月18日
①再生ボタンを押す
②Animationの●ボタンを押す
③もう一度再生ボタンを押す(再生解除)
④もう一度Animationの●ボタンを押す(アニメーション解除)
これでTポーズに戻ります。#VRChat #Unity
この方法が一番手っ取り早いです。
先日この方法を動画にしたものをTwitterに投稿したので、それを見るのがわかりやすいです(手前味噌)。
VRCでアバターを作った人ならほとんどの人が体験したであろう、アニメーションオーバーライドのあの「中腰」を解決する方法を動画にしました #VRChat #Unity pic.twitter.com/ZlGcEd0BKh
— Hibit (@hibit_at) 2018年9月9日
こんな感じで操作すれば一瞬で中腰を直すことができます。
めでたしめでたし。
……。
聞こえる……。
聞こえるぞ……中腰に親を殺された者達の恨みの声が……!
方法2(中腰を憎む人用)
実は上の方法で中腰を直しても再生中は中腰になってしまいます(再生が終われば直ります)。中腰にトラウマのある方にとっては、それを見るのもイヤだということがあるでしょう。今日はそんな中腰ヘイターのために、完膚なきまでに中腰を絶滅させる手段を伝授します。
Unityのアセット欄をたどって、
Assets > VRCSDK > Examples > Sample Assets > Animation
の中にある「tpose-new」の横にある小さな再生ボタンを押します。(押しづらいわ!)
そうしたらその横に「tpose-new」というアニメーションファイルが出てくると思うので、それを選択した状態でアニメーションウィンドウを押すと、
このように、夥しい数のアニメーションコンポーネントが出てきます。これを全部コピーして、元々あった(つまり中腰の原因になっていた)アニメーションにペーストします。
解決!
こうしてこの世から中腰が消え、VRCの世界の平和は保たれることとなった。
TRUE END
※方法1でも特に不都合はないので、こだわりがなければ方法1をオススメします。